しろつめくさ (白詰草)
学名 |
Trifolium repens |
日本名 |
シロツメクサ |
科名(日本名) |
マメ科 |
日本語別名 |
クローバー(シロクローバー)、ツメクサ、オランダゲンゲ・オランダマゴヤシ・オランダツメクサ、ミツバ、ナツメグサ、ミツバナ |
漢名 |
白車軸草(ハクシャジクソウ, bái chēzhóucăo) |
科名(漢名) |
豆(トウ,dòu)科 |
漢語別名 |
白花苜蓿、三消草、螃蟹草、金花草、菽草翹搖、白荷蘭翹搖 |
英名 |
Clover, White clover |
2008/06/28 入間市宮寺 (畑道のほとり) |
左は茶畑、右はヨシ・オギの群生する湿地
踏分道の右下に、シロツメクサがさいている |
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辨 |
シャジクソウ属 Trifolium(車軸草 chēzhóucăo 屬)については、シャジクソウ属を見よ。 |
訓 |
「和名ハ初メ之レヲ和蘭げんげト名ク、後チ詰め草ト名ケ今ハ白詰草ト云フ、往時和蘭人硝子(ぎやまん)器ヲ箱ニ入レ其空隙ヲ此枯草ニテ填充シ詰メテ肥前長崎ニ舶載シ來リシ時其枯草ニ果實アル者ヲ見同地ノ好事者之レヲ播種シテ始メテ此生本ヲ得タルナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。渡来時期は、幕末の弘化3年(1846)という。なお、シロツメクサというのはアカツメクサに対して。 |
説 |
ヨーロッパ・アフリカ・西&中央アジア・シベリア原産。広く全世界の亜熱帯・温帯に帰化。
日本には、明治時代に牧草として導入され、1886年には東京・札幌に帰化していた。今日では全国に帰化。 |
誌 |
牧草・緑肥のほか、芝生・法面などに用いる。 |
中国では、全草を薬用にする。 |
ヨーロッパでは、三枚の葉を希望・信仰・愛情の象徴とし、4枚めの葉は幸福のしるしとする。 |
5世紀頃、アイルランドに初めてキリスト教を伝えた聖パトリックは、三位一体の教義をクローバーの葉に喩えて説いた。今日では、クローバーはアイルランドの国花。 |
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